起業にはリソースが必要
起業は本質的なスタートは起業者の気持ちから始まりますが、実際に進めるためには、様々なリソースが必要で、段取りよく集めていく必要があります。
本稿では、この起業に必要なリソースの集め方を紹介します。
まずはアイディア
起業に一番必要なものはアイディアです。もちろん、既存事業と同じ事業に参入するのもアリですが、どうシェアを奪っていくか、アイディアが必要になります。
多くの場合、起業者はニーズ志向で、「こんなサービスがあれば便利だな」という新サービスに参入します。先行ライバルがいない方が成功確率が高まるためです。
しかし、完全な新サービスは浸透に時間がかかり、完全な新サービスの発想は簡単ではありません。
そこで、新事業のアイディア出しにおいては既存の流行っている事業微改造がセオリーです。
次に技術
CTO(Chief technological officer)がスタートアップのカギと言われるように、スタートアップにおいてはコア技術を特許等で囲い込み、適切に取り扱うことが不可避です。
そのため、事業の中核技術を早めに研究者や弁理士と相談し、大事な内容を独占してしまうことが事業の成功に不可避です。
仲間
起業は一人ではできません。相応の力を持って、信頼し合える仲間が絶対に必要です。この仲間集めは努力によってどうにもならず、運への依存度が高いです。そのため、起業を志したら早めにその夢を他人に話して意見を受けるとともに、仲間集めを早めに行うことが必要です。
資金
事業運営にはヒト・モノ・カネが必要ですが、「ヒト」が揃い、事業計画がきちんとできていれば、「カネ」は金融機関から引き出せますし、「カネ」があれば「モノ」も揃えられます。この段階で必要なのは手持ちのアイディア・技術・仲間をどう収益につなげるかの流れであり、頭に描いた内容を文章化すればここはクリアしやすいはずです。
まとめ
起業を進めるうえで重要なのは何より、5WのWhat・Whoであり、何を誰とやるかです。これは簡単には決まらずもどかしい判断になりますが、かといって適当に決めると後で後悔します。
当研究所では、経営に詳しい弁護士・公認会計士が、御社の事業構築を初期から丁寧に助言いたします。下記よりお気軽にご相談ください。
コメント