年1回は人間ドックならぬ企業ドックで総合診断を受けよう

顧問契約

人間ドックの重要性

我々は40を過ぎたころから、毎年人間ドックを受けることが推奨されます。その目的は、我々自身では、体の不具合に気づきにくく、専門家に総合的にチェックしてもらい、大きな病気になりそうな箇所があれば、先手先手で手当していくことです。

顧問弁護士等がいる企業では、何か問題を発見すればすぐに顧問に相談できる体制が整っています。しかし、自分の体同様に、自社で今何がリスクで何が問題なのか正確に見極めて相談するのはなかなか難しいです。そこで、人間ドックのように、企業も定期的に専門家の総合診断を受けるのが望ましいです。

法務の特殊性

税務に関しては月次で処理する企業も多く、巡回監査を通じて毎月税理士にチェックしてもらっている企業は多いです。同様に監査契約を締結している企業は年1回または四半期毎に公認会計士のチェックを受けます。しかし、法務に関してはこうした仕組みはありません。全く法務上問題のない時期が続くことは決して稀ではなく、定期的にステークホルダーに報告する仕組みもないからです。そのため、顧問弁護士に定期的に法務チェックをしてもらうのは、コストパフォーマンスが悪いため、なかなか進んでいません。

コスパ改善策

では、これらの法務・会計・税務・知財・ITをすべてワンパックでまさに人間ドックのような総合企業検診があればどうでしょう。ワンパックで同時処理するため、所要時間も費用も大きくおさえながら、企業を全体的にチェックすることが可能となります。これならば、単発で定期的にチェックを依頼しない法務やITに関してもまとめて、短時間・低コストで、従業員が気づきにくい問題点の指摘を受けることができます。

トータル診断の重要性

人間ドックは、複数の科にまたがる検査を行いますが、最後は必ず医師が全体的な診断結果をまとめて伝えてくれます。上記のワンパックの企業診断もワンパックでトータルで診断することに意味があります。仮に法務や会計分野である課題が摘出され、それに対する最善策がその分野の実務において確立しているとしても、その内容が企業理念と合致しないものである場合、その最善策は採り得ないものとなります。経営を理解し、経営視点で全分野をトータルに診断するからこそ、分野横断的に整合し、将来の企業の成長に資する診断が可能となります

まとめ

人間ドックのように、企業も年1回は、経営を理解した専門家によるトータル診断を受けて、普段の業務の中で気づきにくい問題点をあぶりだすことが非常に大事です。当事務所では、経営・法務・会計・税務・知財・ITに精通した総合専門家がこの診断業務を提供しております。まずは下記よりお気軽にお見積り依頼お願いいたします。

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