国家公務員の東大卒比率が急低下!今、最も人気の低い企業の特徴とは?

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東大卒の国家公務員が急減

東大卒が国家公務員を志望せず、また、中途退職も増加し、これまでゴールデンルートとも言われた東大⇒霞が関のルートが急激に縮小しています。
背景には、国家公務員の魅力が、賃金以外の部分で大きく損なわれていることが挙げられます。そこで、本稿では、こうした魅力の低い企業にならないために注力すべきポイントを整理します。

業務がつまらない

早くキャリアを積み重ねていきたい今の若者にとっては、無名の企業であっても最初から重要な仕事を任せてくれる企業を選好します。
しかし、公務員はこの真逆で、昔ながらの年功序列教育の中、最初は雑用的な仕事から始め、基礎から仕事を学んでいく教育体制が根付いています。この古いやり方が大いに不評で、公務員は若者から経営されがちです。

残業が多い

公務員はどうしても年功序列制度の中、手間のかかる仕事が若手に割り振られて残業が嵩みます。もちろん、残業代は支給されるので、収入は増えるのですが、もともとつまらない仕事をたくさんこなすのは苦痛であり、給料は増えても、残業が多く、自分の時間をとりにくいことが不満につながっている面も大いにあります。

昔ながらの紙業務

公務員は昔ながらの紙業務が未だにベースで、電子化ができるにも関わらず、ベテラン従業員(若手目線では老害)の希望で電子化やテレワーク導入を見送っている点も大変不満の大きいポイントとなります。若手を採用したければ、電子化に対応できないベテランを大幅に降級させてでも電子化を推進する必要があり、そうしなければ全く若い人に見向きもされない組織になってしまいます。

上下関係・フラットさ

公務員の中にも、特許庁のようにフラットな組織もあるのですが、多くは上下関係が厳しく、若手は自由に意見を述べることも妨げられる組織で、こうした環境も、成長を望む若手にとっては「時間の無駄」でしかないのです。

まとめ

以上のように、端的にまとめると昭和の上司が昭和のやり方を維持しようとすると、有望な若手社員が入ってこないという切実な問題に今では必ずぶち当たります
当研究所では、様々な組織で働き、組織のメンバーの働きやすさを多くの側面から見てきたエキスパートが、御社の働き方改革を推進し、若手の入りやすい組織化に貢献します。
下記よりお気軽にご相談ください。

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