複数の事務所が提携した顧問と当事務所との違い
最近、法律事務所・税務事務所・特許事務所などが提携して、ワンストップですべてのお悩みに対応します、という形態の事務所が増えています。こうした事務所と当事務所とは、目指すところは似ていますが、利便性が大きく異なります。この記事ではこの点を解説したいと思います。
分別不要というメリット
家庭で出たゴミを分別してそれぞれの指定日に出すのは面倒な作業です。企業のお困りごともこれに似ていて、そのお困りごとが法律の問題なのか、税務の問題なのか、分別しなければいけません。もちろん、分別を間違えていても、適切な相談先を教示してもらえるので、最終的な解決は確保されるのですが、時間や手間のロスが生じてしまうかもしれません。
当事務所では、様々な領域に横断的な専門家が一気通貫で相談に対応します。そのため、分別せずに、お困りごとをそのままお持ちいただければこちらで分別して解決に導きます。
このように、どの領域の問題であるか分別せずに丸投げできる点が当事務所を選択するメリットの1つです。

二重相談不要というメリット
法律事務所・税務事務所・特許事務所などが提携した形態の組織であっても、基本は別々の組織です。ある事務所への相談内容が自動的に他の事務所でも共有されるというのは、守秘義務の観点で大いに問題があります。そのため、同じ内容を異なる事務所に二重三重に説明しなければならないというデメリットはどうしても生じます。
しかし、当事務所では相談を受ける専門家が複数の専門分野を横断的に見ることができるため、このような二重三重の説明を要することはありません。
このように、一度説明した内容が自動的に、全分野で共有されるのは、当事務所ならではのメリットの1つです。
自動的に他の分野の助言を得られるメリット
例えば新しいビジネスモデルについて、弁護士に法律相談をした場合、その点について法律以外の分野の助言を受けるのは難しいです。
しかし、当事務所であれば相談窓口は法律事務所であっても、自動的に、その他の分野の検討も行い、法律的には問題なくとも、税務上のリスクがあると結論づけた場合、その旨ご説明いたします。
このように、相談していない分野についても自動的に検討され、助言を受けられる点も当事務所ならではのメリットです。

まとめ
以上のように、複数の事務所が集まった形態の組織よりも、当事務所で相談された場合、分野の分別や相談時間等において手間や時間を省くことができます。そして、それゆえ、顧問料総額も当事務所の方が低額に抑えることができるのです。
現状の顧問に納得されていない専門性や、顧問料、相談の手間等の点について事業主の方は、まずは下記よりお気軽に、お見積り依頼ください。
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