顧問契約

資金調達のカギは事業計画等の精度を高めることにある。しかし人材争奪戦やPRのコツの変化などからこれは難化しており、専門家に相談しながら、事業計画・資金計画・利益計画などを徹底的に精度を高めることが安定して融資を受け続けるために不可欠である。

情報資産は大切に扱う必要があります。正確な情報を入手し、盗用やデマを防止し、戦略的に発信する。そのためには、自社内ですべて対応するのは難しくなっており、各場面で専門家をうまく活用する必要性が高まっています。

女性役員を登用すれば株価が上がると言われるが、それは短期だけの話。形だけの登用は意味をなさない。能力ある女性に権限を付与することが企業価値創出につながり、そのためには出産のハンデを背負った女性が敗者復活できる人事制度を用意する必要がある。

誹謗中傷やカスハラなどの社会問題は、個々に対応しても費用対効果が見合わないが、放置しても損害が拡大するだけであり、顧問弁護士の判断を仰ぎながら、一線を超えたら断固たる対抗措置に出るという判断をしなければズルズル損害を拡大してしまう。

安い退職代行業者は決められたことしか対応しないため、相手が揉めると逃げるおそれがあります。そのため、退職代行で揉めそうな場合には使用者も労働者も早めに弁護士に相談し、泥沼のバトルになる前に落としどころをみつけて早期に和解する事が大事である。

IT人材が争奪戦でほとんどの企業で不足しています。リスキリングはあまり意味がなく、まずは自社に必要なIT人材の具体化が不可欠です。そうした人材は、相応の職務経験がないと務まらないため、転職エージェントを通じて高値で引き抜くしかないのが現状。

管理職を希望しない社員が増えています。理由は自身の成長のためで、対策は、採用時に各候補者のキャリアプランを正確に理解することと、人事評価をコンピテンシー評価にして、組織の成長に資するが引き受けての少ない仕事の評価割合を増加させることにある。

ネットや書籍を調べて分かるリーガルチェックは自社内でもできる反面で、難解な問題は専門弁護士でも１００％の答えは出せない。相談弁護士が色々調べたうえでの理論武装の充実度を判断のうえ、最終的に訴訟まで頑張るかどうかを考える必要がある。

ディズニーランドで転売ヤーの組織的な横入りが問題視されている。施設側の対策は難しいが放置すれば善良な顧客からの信頼を喪失してしまう。一定のルール作りや価格設定を工夫して当面は対策したうえで、将来的な民法改正による解決を期待したい。

サイレント評価自体はどこの組織でも行われています。しかし、外部環境や時代の変化にそぐわなくなった古い価値観を押しつけるものでは従業員の離反を生じかねず、こうした変化に合わせて修正を続ける必要がある。そのためには他社事例も参照すべきであろう。