自社に貢献する人材はこうして見極めよ

コンサルティング

開けてみないとわからない新人採用

新人採用は組織を発展させるための大事な活動です。優秀な人、やる気のある人が増える方が組織能力が高まるからです。しかしながら、これは面接だけではなかなかわからず、結局、入社してみないとわからない面もあります。本稿では、そうした難しい新人の見極め方を整理します。

自社のファンを優先採用するのがトレンド

採用者の選定にあたり、自社のファンを優先的に採用する企業が増えています。例えばスターバックスがこのような採用を行っていることが有名です。自社のファンを採用すると、当然、一生懸命働いてくれますし、離職率も低くなると見込まれます。また、よりよい企業活動のために前向きな意見も出してくれると、組織はどんどん活性化します。

主観的な意見よりも客観的な事実に着目

採用面接にあたり、注目すべきは主観的な意見よりも客観的な事実です。「御社のファンです」などとは、誰でも言えますし、優秀な人ほど、多くの企業から引き合いがあるため、1社に対する意欲は小さくなってしまうこともあるからです。

履歴書に書いてあることを重ねて聞く必要はないので、それ以外の部分で、その人がこれまで何に取り組んできたのか、どのようなことができるのか、を客観的な事実であぶりだす質問を心がける必要があります。

自社へのファン度は入社後にも高められる

自社のファンである人に入社してもらうのがよく、これをできるかぎり客観的な事実で裏付けられると良い採用活動につながりますが、なかなかここが難しいところです。

しかし、この点はそれほど難しく考える必要はありません。自社へのファン度は入社後も高められるからです。むしろ、社内のハラスメント等を放置せず速やかに解決して過ごしやすい空間を作ることで、継続的に従業員のファン度を高めていくことが大事です。

まとめ

採用活動はその後の企業活動の要で、良い人材が入れば組織は発展し、悪い人材が入れば組織は後退します。見極めは難しいですが、まずはできるところから整理して、少しでも良い人材を採用できるよう取り組む必要があります。

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