起業のアイディア出しは人間観察が9割

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起業のアイディア出しのための注力ポイント

起業したいと思っても良いアイディアがなかなか整理されない苦しみは誰にでもあります。このように、見るべき範囲が広すぎて困っている場合には見る対象を減らすのがセオリーです。ここで注力すべきは人間観察です。

人間観察①自分の長所を整理する

起業して社会に貢献するのは間違いなく自分です。自分の長所を役立てなければ社会の大きな貢献はできません。そこで、まずは何より、自分をしっかり見つめなおし、何が得意なのか、何をすれば周囲の人は喜んでくれるのかしっかり洗い出して、その自分の長所をしっかりと活かす方向でビジネスプランを考えるべきです。

人間観察②自分は何を不便だと感じるか

日常生活の中ですべて思い通りというような人はいません。皆、様々なことに不便・不満を感じながら生きています。そこで、まずは、自分が普段の生活の中で何を不便に感じるか整理してみましょう。自分が不便だと感じることは他人も不便だと感じる可能性が高く、もし、その不便を解決できるのであれば大きな商機があるといえるでしょう。

日常の中にある不便はこれまでの人間史の中で次々と可決され、仕事が高度化されてきました。しかし今のこの社会は決してまだ完成形ではありません。日常生活の中に潜む不便を見つけてこれを解消する試みはいつの時代でも大事です。

人間観察③驚くような長所のある知り合いがいないか

人間それぞれ様々な長所を持っています。その中には地味だけれども非常に有能な長所を持っている方も意外に多くいると思います。例えば、ITに詳しいという知り合いがいたとして、それだけではあまりすごいと感じなくとも、自分の活動する領域をITとつなげてくれることにより、大きな可能性を提供してくれるかもしれません。

自分一人での活動には限界があります。そこで、驚くような長所を有している知り合いを整理し、こうした知り合いと新しい領域を開拓しようとする試みは、実は起業のセオリーの1つです。

人間観察④競合企業の不便な点を探そう

4つ目は少し粗探しになってしまいますが、ライバルになりそうな企業の活動のダメな点を洗い出すことです。これにより、そのダメな点を解消すればそのライバルに部分的にでも先行することができます。競争の基本は競合相手との差別化。いかに、ライバルよりも自分の方が優れているかをアピールすることが大事で、そのためには、ライバルの弱点を把握し、ライバルに対してではなく、顧客に対してその点での優位性をアピールしていくことが大事です。

まとめ

以上の通り、起業のアイディア出しに悩まれた際には、まずは人間観察に注力してみることがお勧めです。ダメだと感じるものは正す、良いと感じるものは活かす、その繰り返しによりきっと良いアイディアにたどりつけると思います。お困りごとがありましたら、下記よりお気軽にご相談ください。

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